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PREVAILアカデミックリーダーシップ

New Amsterdam Pharmaは、臨床研究に力を注いでおり、PREVAIL試験への参加に同意してくださったすべての患者さんにとって安全で意欲的な環境を作ることに努めています。このことを念頭に置いて、弊社は、予防心臓病学、人口データサイエンス、公衆衛生に関する専門知識を有する優れた臨床科学者からなる国際的レベルの諮問委員会を設置しました。彼らの確立された研究におけるリーダーシップと知的支援は、obicetrapibが動脈硬化性心血管疾患に関連する有害事象のリスクを低下させる画期的進歩を提供できるかどうかを判断するという弊社の目標に大きく貢献してくれます。

委員長

スティーブン・ニコルズ医学博士

医師のスティーブン・ニコルズ教授は、世界的に有名な心臓病専門医です。ニコルズ教授はモナーシュ・メディカルセンター・クレイトンの心臓部長、心臓病学教授、モナーシュ大学ビクトリア心臓研究所の所長です。ビクトリア心臓病院のプロジェクトを率いており、2022 年にモナーシュ大学のクレイトンキャンパス内にオープンする予定です。

複数の受賞歴のあるニコルズ教授は、1000 件を超える原稿、書籍、学会のプロシーディング(講演要旨集)を執筆し、1億 6,000 万ドルを超える研究資金を調達しました。

ニコルズ教授の研究は、心血管疾患のリスクを低下させるための新しい治療戦略の開発に幅広く焦点を当てており、その中には、前臨床研究にまたがるトランスレーショナル研究、冠動脈硬化症研究に画像検査を用いたり、心臓代謝リスクを標的とした多数の開発プログラムに関する影響力を持つ臨床試験の主導などがあります。

委員

クリスティー・バランタイン医学博士

クリスティー・バランタイン医師は、脂質、アテローム性動脈硬化症、心疾患予防の国際的に有名な専門家です。心疾患の予防に関する研究上の探求心から、バランタイン医師は AHA の権威ある治験担当医師となり、1988 年以降、白血球・内皮相互作用の基礎研究、バイオマーカーのトランスレーショナル研究、臨床試験においてNIHから継続的な資金提供を受けています。

バランタイン医師の多くの業績の中には、アメリカ科学振興協会、米国臨床試験学会、米国医師協会のフェローに選出されたことなどがあります。2012 年には、米国心臓病学会の著名科学者賞(基礎領域)を受賞しました。2014 年と2015 年に、トムソン・ロイターはバランタイン医師を「世界で最も影響力のある科学者の一人」と評価しました。 クラリベイト・アナリティクスのWeb of Scienceは、バランタイン医師を 2017 年から 2020 年の間に最も多く引用された上位1%の研究者である「最も多く引用された研究者」と称しました。2019 年、バランタイン医師はベイラー医科大学のマイケル・E・ドゥベーキー医学博士優秀研究賞を受賞しました。バランタイン医師のバイオマーカーに関する研究により、FDA は心血管疾患のリスク予測用の2つのバイオマーカーを承認しており、彼は新しい脂質治療法の開発とFDAの承認において重要な役割を果たしてきました。

バランタイン医師には、アテローム性動脈硬化症、脂質および炎症の分野で800件を超える出版物があり、Circulation の編集委員も務めています。ベイラー医科大学の心臓病学部長であり、心血管研究部長でもあります。現在は、ベイラー医科大学の心臓代謝疾患予防部門の長を務めています。

バランタイン医師は、テキサス大学サウスウェスタン医学部で内科医として研修を受けてベイラー医科大学で医学博士号を取得し、ベイラー医科大学で心臓学のフェローシップを、ハワード・ヒューズ医学研究所およびベイラー医科大学の分子遺伝学研究所で AHA のフェローシップを取得しました。

ブライアン・フェレンス医学博士

ブライアン・フェレンス医師は、心臓病専門医および遺伝疫学者であり、ハーバード大学、エール大学、オックスフォード大学、およびケンブリッジ大学で教育と訓練を受けました。

エール大学医学部を卒業し、ロバート・ウッド・臨床学者プログラムの一環として内科の治験担当医師の研修医また臨床疫学および遺伝疫学の聴講生として訓練を受けました。 その後、ハーバード大学医学部で心臓病学および介入性心臓病学のトレーニングを受けました。また、ハーバード大学在学中は、ハーバード公衆衛生大学院で臨床効果プログラムを修了し、ブリガム・アンド・ウィメンズ病院及びハーバード大学医学大学院で NHLBI 心血管(遺伝)疫学フェローを務めました。 その後、ケンブリッジ大学でビジネスの学位を、オックスフォード大学で治験デザインを中心に、エビデンスに基づく医学の学位を取得しました。

現在は、Translational Therapeutics 社の研究部長(教授)、英国ケンブリッジ大学の自然ランダム化試験センターのエグゼクティブディレクター、およびイタリアのミラノ大学の心血管医学の客員教授を務めています。ケンブリッジ大学で現職に就く前は、米国のウェイン州立大学医学部の心臓病学科長及び心血管ゲノム研究センター長、北京での Chinese Precision Medicine Initiative の官民共同事業における主席医学・科学担当官、バイオテクノロジー会社の CEO などの役職を歴任しました。 フェレンス医師の研究は、メンデルのランダム化を用いて、「自然に無作為化された試験」をデザインし、創薬および開発プロセスを改善するために使用できる自然にランダム化されたエビデンスの生成、無作為化試験の最適なデザインに関する情報提供、無作為化試験が不可能または実用的でない場合のエビデンスのギャップの補填、心血管精密医療の実践定義に重点を置いています。

アン・マリー・ナバール医学博士

アン・マリー・ナバール医師は、心臓病予防の専門医であり、テキサス大学サウスウェスタン医療センターの循環器部門の内科学准教授です。ナバール医師の研究は、前向きレジストリー、実環境データ、前向き臨床試験など、心血管リスクを低下させるための戦略の最適化に焦点を当てています。ナバール医師は、JAMA-Cardiology の多様性・衡平性・包括性担当副編集長であり、米国予防心臓病学会の委員を務めています。

スティーブン・E・ニッセン医学博士/M.A.C.C.

スティーブン・E・ニッセン医師は、クリーブランド・クリニックの心臓・血管・胸部研究所の首席学術責任者です。2006 年から 2019 年までは、クリーブランド・クリニック循環器内科部長を務めました。2006 年から 2007 年までは、米国心臓病学会の会長を務めました。

ニッセン医師は、心血管アウトカムに関する国際共同大規模試験の試験委員長を務め、それらの試験のほとんどが脂質修飾療法の試験です。ニッセン医師の科学文献への貢献には、約 600 の雑誌の論文と60の書籍の章があります。

2007 年、Time Magazine は、ニッセン医師を世界で最も影響力のある 100 人の一人に選出しました。2015 年以降、トンプソン・ロイターにより、最も多く引用されている医師・科学者の一人に挙げられました。

カウシク・レイ医学博士

カウシク・レイ医学博士は、インペリアル・カレッジ・ロンドンの公衆衛生・プライマリーケア学部の教授であり、インペリアル・カレッジ NHSトラストの名誉顧問心臓病医でもあります。

レイ教授は現在、欧州アテローム性動脈硬化症学会の会長、世界心臓連合コレステロールロードマップ 2021-2022の議長、心臓の健康に関する世界評議会の議長を務めています。さらには、CVD NIHR 学術研究連携のナショナルリード、HDR UK デジタルイノベーションハブ DISCOVER Now のクリニカルディレクターでもあります。

レイ医師は、バーミングハム大学医学部で医学教育を受け(MB chB,1991)、シェフィールド大学で博士号を取得し(2004 年)、ハーバード大学医学部で博士研究員を務め、最終的にはケンブリッジ大学で疫学の研究修士号を取得しました(2007 年)。レイ医師の研究には脂質、糖尿病、公衆衛生などがあり、治験やレジストリーにおいて世界的に主導的な役割を果たしています。レイ医師は、執筆物が 100,000 を超える引用を受けており、2018 年以降、毎年クラリベイト・アナリティクスにより、世界の医学分野における著者の上位 0.1% に認定されています。

レイ医師は、siRNA を用いたコレステロール低下療法として世界的に初めて承認されたインクリシランの国際開発プログラムを主導したほか、ベンペドイン酸と PCSK9 のモノクローナル抗体の開発プログラムにおいて重要な役割を果たしました。彼は、家族性高コレステロール血症の唯一のグローバルレジストリーである家族性高コレステロール血症研究連携(FHSC)や、Da Vinci、Heymans、Santorini などの欧州の多国籍レジストリーを立ち上げました。これらはすべて、世界的な保健政策の策定に役立っています。